今回は、中央アルプス駒ヶ岳の千畳敷カールを中心に、南信州へ行ってきました。
千畳敷カールへ行くにはロープウェイに乗りますが、麓の駐車場に車を置いて、バスでロープウェイ乗り場まで行きます。
バスは細く急勾配の道をグネグネ上がって行きます。
ロープウェイは急峻な山をグイグイ登って行きます。
下には滝も見えます。
ここは標高2,612m(日本最高所駅)、気温19.6℃!
下界の気温は34~35℃あったので、15℃程度気温が低く、長袖の服を着ました。
まさに天然のクーラー。
下には駒ケ根の街並みが見えます。
ロープウェイの駅を出ると、目の前には千畳敷カールが広がり、3,000m級の山々が目の前に迫って来ます。
千畳敷カールとは、氷河によって浸食されて形成されたカール(半円形の窪地)で、畳を1,000枚敷いた広さがあるそうです。
祠を参拝した後は、千畳敷カール内を散策です。
高山植物が沢山咲いており、多くのハイカーで賑わっています。
でもここは標高が3,000m近くあるので、天候の急変には要注意です!
遠くの方で雷がゴロゴロ…
近くで雷が鳴るとロープウェイが運転見合わせとなってしまうので、気持ち急ぎ足です。
千畳敷カール内には澄んだ水を湛えた池もあります。
散策後はカール内のホテルで遅い昼食を食べ、麓の駐車場へ。
麓に到着しましたが宿へ入るにはまだ早いので、「旧駒ケ根市役所庁舎(郷土館)」と「旧竹村家(国の重要文化財)」を見学。
伊那地方の昔の暮らしぶりが良くわかります。
今宵は駒ヶ岳の山麓にある早太郎温泉内の旅館に宿泊です。
部屋からは南アルプスの山並みが見え、落ち着いた感じです。
朝日を浴びながらの入浴は気持ちが良いです。

お猿さんの親子も散歩かな?
お母さん?のお腹に子猿がしがみついています。
食後は光前寺へ。
光前寺は、怪物を退治した霊犬早太郎で有名で、境内には早太郎の墓や木造などがあります。

写真の右側に凛々しい早太郎の石像が写っていますが、お判りでしょうか?
次にマルスウィスキーの信州マルス蒸留所へ。
マルスウィスキーは岩井氏(朝ドラ『マッサン』に出てきた、摂津酒造の常務のモデル)の指導を仰いだそうです。
工場のそばを流れている太田切川を散策です。
水が綺麗です。
でも、豪雨が降ると土石流が流れるので、砂防工事をしているそうです。
確かにこの辺りは典型的な扇状地です。
近くの砂防フィールドミュージアムでは伊那地方の36水害と防災について学ぶことが出来ます。
ん~、水害って恐ろしい…
次に養命酒の駒ケ根工場へ。
全世界で販売される養命酒の全てをこの工場で生産しているのだそうです。
ここでは工場見学もすることが出来ます。
養命酒の起源は約400年前の薬用酒で、14種類の生薬を原酒に浸け込んで造ります。
養命酒の試飲もありますが、私は車を運転しないといけないので、「養命水」をいただきました。

工場内の「健康の森」を散策です。
工場の建設時に発掘調査が行われ、復元住宅もあります。
散策の後は昼食です。
養命酒製造がプロデュースした信州14豚(ジューシーポーク)のカレーをいただきます。

昼食後は少し足を伸ばして分杭峠へ。
分杭峠はパワースポットとして有名になりました。

分杭峠は「気」を発生させるゼロ磁場で、中央構造線の上にあります。
確かに、歩いている途中急に体が軽くなりました!
地図を見ていると伊那ICへ行く途中に高遠があることが分かったので、高遠城へ向かうことにしました。

高遠の手前に中央構造線が露頭している「溝口露頭」があったので、寄ってみました。
中央の黄色い部分は、断層の割れ目にマグマが陥入した部分(1,500万年前)で、その両側に中央構造線があります。
中央構造線の左側はおよそ1億年前の岩、右側はおよそ8,000万~7,000万年前の岩と、地盤の構造が異なっています。

振り返ると、分杭峠が見えます(中央のくぼんだ部分)。
中央構造線が一直線に走っています。
高遠城は桜で有名で、日本の桜100選にも選ばれています。
石垣は残っていますが、天守閣や塀、櫓はなく、人がいないためなんとなく寂しい感じです。
桜の時期は人でごった返しているのでしょうね。
遺構が少し残っていました。
大自然の恵みと、大自然の脅威と闘ってきた人々の苦労を感じた南信州の旅でした。


































































































































































































