標高は2000mに満たない(1977m)にもかかわらず、多くの登山家の心を誘い寄せる谷川岳へ行ってみました。
谷川岳へは、ロープウェイとリフトを乗り継げば、20分程度で天神峠(標高1502m)に着くことが出来ます。
リフトを降りればすぐ目の前に谷川岳を望むことが出来ます。
あまりにもお気軽に来てしまいましたが、山の天気は替わり易いので注意が必要です。
特に谷川岳は中央分水嶺で天気の変化が激しいため、遭難者の数も世界的に飛び抜けて多いそうです(ギネス認定)。
谷川岳を降りた後は乗り合いタクシー(マイカー規制あり)で一ノ倉沢へ行きました。
残念ながら完全に逆光となってしまいましたが、かえって神々しく、神秘的な雰囲気を漂わせていました。
険しい岩場の急崖で、谷川岳の中でも特に一ノ倉沢での遭難が多いそうです。
夏の終わりですが、雪渓が残っています。
手前には衝立岩がそそり立っています。
何故多くの登山家が危険を顧みずこの衝立岩に挑戦し、そして死んでいったのかを考えると胸が熱くなり、立ちすくんでしまいます。単純に「そこに山があるから」登っているようには思えません。現代生活の中で命を懸ける挑戦というのは通常は殆どありませんが、人間は本能的に命を懸ける挑戦というものを渇望しているのだろうか?などど考えながら一ノ倉沢を後にしました。
ちなみに、小説「クライマーズ・ハイ」で主人公が日航機墜落事故の翌日に登ろうとしていたのはこの衝立岩です。
一ノ倉沢からの帰りは3kmほど歩きました。
ブナやミズナラ等の木が生い茂り、気持ち良く歩くことが出来ます。
マイカー規制されているため乗り合いタクシー以外車は走っていませんが、この道はれっきとした国道291号線(舗装は一ノ倉沢まで)で、昔は清水峠を越えて群馬県と新潟県を結んでいたのです。
今日は谷川岳の麓にある谷川温泉に宿泊です。
客室からは谷川岳を一望。圧巻の眺望です。
でも今日は間近に谷川岳を見てきたので、客室からは谷川岳が遠くに感じてしまいます。
直ぐに露天風呂にて入浴。
竹筒に注いだ冷酒を飲みながらの入浴は格別です。
温泉とお酒が、疲れた体を優しく癒してくれます。







